城本クリニックCMとカップヌードルCMはなぜ似ている?2026年比較と元ネタの真相
2026年7月6日、日清食品が公開した「カップヌードル シーフードヌードル」の新CMが、SNSで大きな話題を呼びました。吉田沙保里さんがイカやカニの具材キャラクターとともにカーペットの上をゴロゴロと転がる映像は、美容クリニック・城本クリニックの名物CMを思わせる演出。しかも、元ネタとされる城本クリニック側も、公式Xで歓迎の反応を示しました。
実は、この話題には2004年から受け継がれてきたCMの歴史、2025年の広告刷新、日清食品が明かした企画の狙い、そして総院長・小川英朗さんによる驚きのセルフ再現まで、複数の見どころがあります。2026年10月現在の情報を踏まえ、両CMの共通点や違い、SNSで拡散した理由、湘南美容外科との混同についても整理します。
>📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
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> - オマージュの元ネタ: 2004年から放映されてきた城本クリニックの「ゴロゴロCM」。日清食品側も、企画の経緯を取材に対して説明しています。
> - 話題の新CM: 2026年7月6日公開の「夏はゴロゴロシーフード篇」。吉田沙保里さんが出演し、海鮮具材の多さを「ゴロゴロ」という共通の言葉で表現しました。
> - 本家も参戦: 城本クリニック公式Xが歓迎し、翌7日には総院長の小川英朗さんも自らゴロゴロ動画を公開。企業広告とSNSの連携が、話題をさらに広げました。
【結論】城本クリニックCMとカップヌードルCMが似ている理由は?
結論から言えば、両CMが似ているのは偶然ではありません。日清食品が、城本クリニックのCMを意識したオマージュ企画であることを明らかにしています。
オリコンニュースが2026年7月9日に掲載した日清食品ホールディングスへの取材記事によると、企画の出発点はシーフードヌードルの具材がたくさん入っていることでした。
イカやカニなどの具材がゴロゴロ入っている。その特徴を印象的に伝えるために着目したのが、「ゴロゴロ」という言葉です。そこから、多くの人に知られている城本クリニックのCMをオマージュするアイデアにつながりました。
つまり、単に懐かしいCMを再現したかったわけではありません。商品の特徴と、既に視聴者の記憶に刻まれている広告表現を結び付けた企画だったのです。
似ているのは見た目だけではない
両CMには、次のような共通点があります。
- カーペットの上で横になり、ゴロゴロと転がる動き
- ピンク系の衣装を中心とした印象的なビジュアル
- 一度聞くと記憶に残る音楽と歌詞のリズム
- 映像の動きと音楽を組み合わせた、少しシュールな演出
- 30秒の映像を通じて、商品や企業名を印象付ける構成
特に大きいのは、元CMを知っている人なら、映像が始まった段階で「あのCMだ」と気付きやすいことです。
カップヌードル版では、元CMの音楽や演出を踏まえながら、クリニックの電話番号を印象付けていた部分に、シーフードの具材を紹介する歌詞を組み込んでいます。
懐かしさを残しつつ、広告する商品の内容に置き換えている。この仕組みこそ、今回のオマージュが成立した理由です。
【元ネタの真相】2004年から続く城本クリニックの「ゴロゴロCM」
城本クリニックのCMは、2004年に放映が始まりました。特徴的なのは、カーペットの上で女性が転がる映像と、「ゼロイチニーゼロイチマルナナ~♪」という電話番号を覚えやすくするメロディーです。
美容医療の広告でありながら、施術内容を詳しく説明するよりも、映像と音楽によってクリニックの名前や電話番号を記憶させる構成が際立っていました。
この独特な演出は長年にわたって親しまれ、通称「ゴロゴロCM」として知られるようになります。
医療法人健真会が2025年6月20日に発表したCM刷新のプレスリリースによれば、歴代の出演者は3代にわたります。同資料では、2025年6月20日時点で旧CMのYouTube通算再生回数が1,675万回を突破したことも紹介されています。
城本クリニックCMの歴史と2026年までの経緯
| 時期 | 出来事 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 2004年 | 「ゴロゴロCM」の放映開始 | 特徴的なメロディーとカーペットの演出が定着 |
| 2004年以降 | 歴代3代の出演者によるCM展開 | 同じ演出が長年にわたり認知される |
| 2025年6月21日 | 約20年ぶりにテレビCMを刷新 | 「エイジングに、医療の力を。」をテーマにした新CMへ |
| 2026年7月6日 | 日清食品がシーフードヌードルの新CMを公開 | 吉田沙保里さんがゴロゴロ演出を再現 |
| 2026年7月6日 | 城本クリニック公式Xが反応 | 元ネタ側がオマージュを歓迎 |
| 2026年7月7日 | 小川英朗総院長がセルフ再現動画を公開 | 本家の関係者もSNS上の話題に参加 |
※時期と内容は、医療法人健真会の公式発表、日清食品のCM情報、オリコンニュース、ビデオリサーチの記事に基づき整理しています。
2025年にCMが変わったのはなぜ?
見逃せないのが、日清食品のCMが公開される約1年前に、城本クリニック自身がテレビCMを刷新していたことです。
医療法人健真会の発表によると、2025年6月21日から全国主要都市で放映された新CMのタイトルは「エイジングに、医療の力を。」篇。従来のユニークな演出を中心とする広告から、加齢による身体の変化に向き合う医療機関としての姿勢を伝える内容へと切り替わりました。
新CMでは、医師による視診や触診、解剖学に基づいた提案など、診療への考え方がテーマになっています。
つまり、2026年にカップヌードルのCMで話題になったゴロゴロ演出は、城本クリニックが現在の広告の中心として使い続けている表現というより、長年の広告活動によって社会に定着したブランド資産です。
ビデオリサーチが2026年8月17日に公開した分析記事でも、2025年4月以降、従来のカーペットを転がるCMの出稿は確認されていなかった期間があり、2026年7月に日清食品のオマージュCMとともに少量ながら出稿が再開したと説明されています。
長く放映されていたからこそ、テレビで見かける機会が減っても、視聴者の記憶には残っていたわけです。
【30秒比較】構図・音楽・歌詞はどこまで同じ?
城本クリニックCMとカップヌードルの「夏はゴロゴロシーフード篇」を比較するなら、15秒版だけでなく30秒版を見るのがおすすめです。短い映像では見落としがちな、演出の組み立て方や商品の見せ方まで確認できます。
日清食品グループの公式YouTubeチャンネルでは、2026年7月6日公開の15秒版と30秒版が案内されています。オリコンニュースも、両CMを比較できる動画を紹介しています。
見比べると分かる4つのポイント
1.カーペットの上を転がる演出
城本クリニック版では、女性がカーペットの上を転がる動きそのものが、CMの大きな特徴になっています。
カップヌードル版でも、吉田沙保里さんが具材のキャラクターと一緒に転がります。動きのインパクトが強く、商品名を知らなくても映像を記憶に残しやすい構成です。
2.音楽の印象を引き継いでいる
元CMの特徴的な音楽に合わせて、シーフードヌードル版では具材を紹介する歌詞が展開します。
「まじイカ、ほぼイカ、まるでカニ、海鮮の具」といった言葉が、商品の特徴を伝える役割を担っています。元CMのリズムを思わせるため、見覚えだけでなく聞き覚えからもオマージュに気付きやすくなっています。
3.電話番号の訴求を商品情報に置き換えている
城本クリニック版では、印象的な電話番号のメロディーがブランドの認知につながっていました。
一方、カップヌードル版は、海鮮具材の特徴や夏にシーフードを楽しむ魅力を伝える内容です。同じような広告表現を使いながら、訴求する情報は別の商品に合わせて組み替えられています。
4.吉田沙保里さんならではの動き
30秒版では、ゴロゴロ転がるだけでなく、ジャンプや前転、具材のキャラクターへのタックルなども登場します。最後はカメラ目線で「シーフード大好き」と締めくくります。
この一連の動きが、元CMの再現にとどまらず、レスリングで活躍した吉田さんの身体能力を生かしたコミカルな映像に仕上げています。
比較動画を見るときのチェックポイント
元CMとオマージュ版を並べた30秒比較動画では、次の順番で確認すると違いが分かりやすくなります。
- 冒頭のカーペットと人物の配置
- 転がる動きと音楽が合うタイミング
- 元CMの電話番号に相当する場面で何を伝えているか
- 人物の動きが商品キャラクターとの絡みにどう変わるか
- 最後に視聴者の記憶へ残す情報は何か
重要なのは、同じ映像をそのまま繰り返すのではなく、元CMを思い出させる表現を使いながら、シーフードヌードルの広告として成立させている点です。
【公式Xの反応】小川英朗総院長がゴロゴロ動画を公開した理由
今回の話題をさらに大きくしたのが、城本クリニック側の反応でした。
2026年7月6日、日清食品のカップヌードル公式Xが新CMを公開すると、城本クリニックの公式Xも反応。オマージュへの感謝と、再現度の高さへの驚きを伝え、長年の「ゴロゴロ」がシーフードヌードルの具材の多さにつながったことを喜びました。
公式アカウントは、同日、元CMが2004年から長年放映されてきたことも紹介しています。
総院長の「約束」がSNSの新たな見どころに
さらに注目を集めたのが、城本クリニック総院長の小川英朗さんです。
小川さんは7月6日、カップヌードル公式の投稿が3万いいねに達したら、自分がコスプレをして転がる動画を撮影するとXで宣言しました。
投稿は目標を達成。翌7日、小川さんは約束どおり、元CMを思わせるピンク系の衣装でカーペットの上を転がるセルフ再現動画を公開しました。
美容クリニックの総院長自らが話題のCMに参加するという展開は、日清食品の広告とは別の意味でも強烈なインパクトを生みました。
RBB TODAYやデイリースポーツなどの報道でも、この動画がSNS上で話題になったことが紹介されています。
ただし、ここで押さえておきたいのは、小川さんの投稿が城本クリニックの公式な医療広告そのものと同一ではないことです。今回の動画は、話題のCMに対する総院長個人のSNS上のセルフ再現という位置付けで理解すると分かりやすいでしょう。
どれほど話題になったのか?調査データで見る反響
SNS上の盛り上がりは、広告調査会社の分析にも表れています。
ビデオリサーチが公表した調査によると、2026年7月8日の調査時点で、日清食品のオマージュCMの認知率は31.6%でした。公開からわずか2日で、およそ3人に1人がCMを知っている状態に達した計算です。
同調査は、2026年7月8日に実施された全国の16歳以上の男女259人を対象とするインターネット調査です。全国民全員を対象にした調査ではありませんが、公開直後の話題化の速さを示すデータとして参考になります。
同じ調査では、小川さんのセルフ再現動画についても、公開翌日の7月8日時点で認知率12%に達していました。
また、まいどなニュースが2026年8月5日に掲載した記事では、カップヌードル公式XのCM投稿について、3,600万回以上の再生、20万件のいいねなどの反響が紹介されています。SNSの数値は集計日時によって変わりますが、CMが大きく拡散したことは複数の報道からも読み取れます。
反応の中心は、映像の再現度に対する驚き、吉田さんの起用の意外性、本家の総院長まで参加した展開への面白さでした。一方、元ネタを知らなかった人が、今回のCMをきっかけに城本クリニックの旧CMを知る流れも生まれています。
【現在のCMと勘違いを整理】湘南美容外科との違いは?
検索では、城本クリニックと湘南美容外科のCMが混同されることがあります。どちらも美容医療の広告として知られているため、記憶の中で企業名や映像が混ざる可能性はあります。
しかし、2026年のカップヌードルCMがオマージュした元ネタとして、日清食品側の取材記事と城本クリニック公式Xが示しているのは、城本クリニックの「ゴロゴロCM」です。
今回の企画の由来を調べる際には、美容クリニックのCMという大きなくくりではなく、カーペットの演出、特徴的なメロディー、2004年からの放映歴という具体的な特徴を照合することが大切です。
城本クリニックのCMは今も昔のままなのか
2026年10月現在、城本クリニックの広告を「ゴロゴロCMだけ」と考えるのは正確ではありません。
前述のとおり、同クリニックは2025年6月にテレビCMを刷新しています。新しい広告では、年齢による変化に医療の力で向き合う姿勢や、医師による診察を重視する考え方が打ち出されました。
一方、旧CMは長年にわたって認知されてきたため、広告の刷新後も記憶に残り続けています。日清食品のオマージュは、その蓄積を改めて表面化させた出来事でした。
ここで区別したいのは、旧CMが話題になったことと、旧CMが現在の主力広告として継続的に放映されていることは別だという点です。
また、2026年7月のシーフードヌードル版は、同年夏に公開された話題作です。2026年10月時点では、日清食品の公式CM情報には後続の別作品も掲載されています。そのため、「2026年のシーフードCM」と表現するのが適切で、カップヌードル全体の最新CMが常にこの作品という意味ではありません。
今回のCMは公式コラボなのか?
城本クリニックがオマージュを歓迎し、総院長がセルフ再現動画を公開したことは確認できます。しかし、こうしたやり取りがあったことだけを理由に、両社による共同制作や正式なタイアップ契約があったと判断することはできません。
今回の事例を説明するなら、「日清食品が城本クリニックのCMをオマージュし、城本クリニック側が好意的に反応した」という表現が実態に即しています。
SNSでは企業同士のやり取りが一体のキャンペーンのように見えることもありますが、広告の制作主体と、その後の反応は分けて捉える必要があります。
【プロの結論】なぜこのCMはここまで話題になったのか
今回のCMが成功した背景には、広告表現としての分かりやすさと、SNS時代ならではの拡散構造があります。
1.視聴者の記憶を利用した「一瞬で分かる」仕掛け
長年放映されてきたCMは、商品や企業の名前だけでなく、音楽や映像そのものが記憶に残ります。
今回の日清食品のCMは、その記憶を利用して冒頭から視聴者の注意を引き付けました。元ネタを知っている人は再現度を楽しみ、知らない人は吉田さんのユニークな動きや具材のキャラクターに興味を持てます。
つまり、懐かしさを共有する人だけに閉じない広告設計だったのです。
2.「ゴロゴロ」という言葉が広告の接点になった
城本クリニックのCMでは、人がカーペットの上を転がることが特徴です。一方、シーフードヌードルでは具材がたくさん入っていることを「ゴロゴロ」という言葉で表現できます。
この二つは、言葉の意味と映像の動きが自然につながっています。
商品の特徴を説明するために、既に知られている広告表現を利用する。単なる見た目の模倣ではなく、元ネタと商品情報の間に意味の接点があることが、オマージュを納得できるものにしています。
3.吉田沙保里さんの起用が意外性を生んだ
日清食品の担当者は、オリコンニュースの取材に対し、吉田さんについて、シーフードヌードルが好きで、ユーモアとインパクトを持って「最強のゴロゴロ」を表現できる人物として起用したと説明しています。
カーペットの上を転がるという動きに、身体能力の高い吉田さんを組み合わせたことで、映像に独自の面白さが生まれました。
単に元CMの出演者に似た人物を起用するのではなく、商品の特徴と出演者の個性を結び付けた点が、この企画の巧みなところです。
4.本家の反応が第二のコンテンツになった
広告の公開で終わらず、城本クリニック公式Xの歓迎、小川総院長の宣言、そして実際のセルフ再現動画へと展開したことも大きな要因です。
視聴者は、CMそのものだけでなく、元ネタ側がどう反応したかという続きの物語も楽しめました。
ビデオリサーチの調査で、オマージュCMの認知率が公開から2日で31.6%に達したことは、こうしたSNS上の展開とテレビ・情報番組などでの話題化が、短期間の認知拡大につながったことを示しています。
今回の事例から分かるのは、過去の広告が単なる古い映像ではなく、適切な文脈で再利用されることで、現在のブランドコミュニケーションにも活用できるということです。
一方で、オマージュが成立するには、元ネタを思い出させる特徴だけでなく、新しい商品やサービスとの意味のつながりが必要です。さらに、元ネタ側との関係や反応が明確であれば、視聴者も安心して企画を楽しめます。
【城本クリニックCMとカップヌードル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カップヌードルの2026年シーフードCMの元ネタは何ですか?
A1:2004年から放映されてきた城本クリニックの「ゴロゴロCM」です。カーペットの上を転がる演出や特徴的な音楽を思わせる構成になっており、日清食品側もオリコンニュースの取材で、城本クリニックのCMをオマージュするアイデアに至ったと説明しています。
Q2:吉田沙保里さんが出演するCMはいつ公開されましたか?
A2:2026年7月6日です。日清食品の「カップヌードル シーフードヌードル」の夏向けCM「夏はゴロゴロシーフード篇」として公開され、15秒版と30秒版があります。
Q3:城本クリニックの小川英朗総院長も本当にゴロゴロしたのですか?
A3:はい。2026年7月6日にカップヌードル公式Xの投稿が3万いいねに達したら再現動画を撮影すると宣言し、翌7日に実際に動画を公開しました。ピンク系の衣装で元CMを再現する姿が話題になりました。
まとめ:城本クリニックCMとカップヌードルCMの今後の見どころ
城本クリニックの「ゴロゴロCM」と、2026年7月に公開されたカップヌードルの「夏はゴロゴロシーフード篇」が似ているのは、日清食品が元CMを意識して企画したオマージュだからです。
2004年から続く特徴的な演出を、シーフードヌードルの具材がたくさん入っているという商品特性に結び付け、吉田沙保里さんの個性を加えることで、懐かしさと新鮮さを両立させました。
さらに、城本クリニック公式Xの歓迎、小川英朗総院長によるセルフ再現動画、公開から2日で31.6%に達したCM認知率など、広告公開後の展開も話題を広げる要因になっています。
2026年のこの一件は、長年親しまれたCMが放映当時の役割を超えて、人々の記憶に残るブランド資産となり得ることを示しました。
比較動画を見るなら、まず30秒版で構図、音楽、歌詞の置き換え、吉田さんの動きを確認し、次に城本クリニックの歴代CMや2025年の新CMを見比べると、広告表現がどのように受け継がれ、変化しているのかが分かります。
懐かしい演出を再現するだけでなく、商品に合った意味を与え、元ネタ側の反応まで新しい話題につなげたこと。それが、城本クリニックとカップヌードルのCMが2026年に注目を集めた最大の理由です。 (出典: 城本クリニック cm カップヌードル(Yahoo!ニュース))